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MESSAGEメッセージ
認定NPO法人「全世代」は、「主権者として日本社会の未来をつくるために一歩踏み出そう」という思いを共有し、世代・性別・職業・居住地などの様々な違いや利害を越えて一堂に会したメンバーと共に、2015年9月に発足しました。
社会・経済・地方自治など日本社会には構造的な問題が山積しています。多くの人々はそれぞれの持ち場で日々努力を重ねていますが、将来への展望が見出せず、確固たる自信をもって未来に進もうとする強い信念が希薄化し、結果として社会や政治の在り方に疑念を抱く人も少なくありません。
ABOUT全世代について
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全世代が掲げる
3つの価値観 -
- 今の世代だけの利益を追求するのではなく、将来世代の社会づくりに貢献する。
- 個人や組織の利害、政治的立場やイデオロギーにとらわれず、社会や地域の未来を志向する。
- 個人の自由や権利を尊重する一方、パブリックの利益・公益性も重視する。
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全世代の
ビジョンとテーマ -
「希望の持てる社会」形成への3つのエレメントを定め、様々な議論・提言の基礎とすると共に、すべての世代が生き生きと暮らすことのできる社会への突破口を切り開くテーマ会議(プロジェクト)を積極的に推進します。
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議論・提言の基礎となる
3つのエレメント -
- 若者が仕事につけ、経済的自立が可能な社会であること(Job)
- 個人それぞれの価値観や能力に応じ、自己実現が可能な社会であること(Empowerment)
- 医療・介護が投入された資源に見合う効率性を有し、 人々が積極的に心身の健康増進に取り組む社会であること(Wellness)
上記の3つのエレメントは、21世紀社会の豊かさを象徴する重要因子であると認識していることから、この三大要素を議論の出発点として課題解決に向けたテーマを設定し、議論を深めていきます。
また、こうしたテーマ会議を毎年重ねていくことによって、小さくとも大切な解決策を社会に対し提言し続けることで、中長期的な意義として以下のようなビジョンを掲げ邁進します。
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全世代の
活動のビジョン -
- 現在の我々を取り巻く困難な環境も、その気になれば変わり得ると皆が実感することにより、希望のもてる社会になっていくこと。
- 次世代を担う若者と、豊富な経験を有する大人が対話・交流することにより楽しみを味わえるようになること。
- 国民の考えを政治や行政に伝える仕組みが確立され、わが国の民主主義が今まで以上に成熟すること。
PROJECTプロジェクト
2019年 プロジェクト
日本の未来を切り開くという大きな目標に向かいながらも、「参加型市井会議」として、市民目線での実感値にこだわったテーマ設定を行い、様々な視座・意見が有機的に絡み合うテーマ会議(プロジェクト)を推進します。
これまでのプロジェクトの成果として、地方医療の根幹を整備する観点から「医師の地理的偏在の解消」をテーマに様々な議論を重ね関係機関への各種提言をまとめてきました。(「医師の地理的偏在の解消プロジェクト」の提言内容はこちら)
2019年は、継続検討テーマとしている「待機児童問題に対する新しい解決策提言」に向けた努力を重ねるとともに、「地域を活性する地方自治のあり方の検討」や「医師のセカンドキャリアを活用した地域医療への支援策」の2つのテーマを新たに設定し、各種提言やモデルケースづくりを目的とした議論の場を深めます。
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医師のセカンドキャリアと 地域医療を支えるネットワーク(NEW)
当プロジェクトでは、退職予定の医師や転職希望の医師のセカンドキャリアとして多様な働き方で、生涯現役で人生100歳時代にふさわしい提案をし、一方で医師不足に悩む地域医療機関の需要にこたえて地域医療を支えて頂くというシステムの構築に取り組んでいます。 NPO全世代は、地域創生・再生という課題の中で、医師の偏在を取り上げて提言をまとめ、昨年の医療法改正ではその一部が盛り込まれるという成果を上げてきました。しかし、依然として医師の偏在は地域医療提供体制の最大かつ喫緊の課題であり、NPO全世代は引き続きこの課題に取り組んでいきます。
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地方ガバナンス会議(NEW)
当プロジェクトでは、次世代を担う若い世代が未来を感じる「生きた社会システム」への転換を目指し、既存の価値観にとらわれない「ライフデザイン(健康・自立・人づくり)のあり方」の提案や、「きめ細かく民意を吸収するプラットフォームやニューリーダーの養成」を地方から行なっていきます。 ビジョン実行にあたっては、地方活性化に向けて取り組む様々なアクションと併走し、モデル地域を定め、地方におけるシンボリックなケース確立に向けた取り組みを重点推進していきます。
- 健康(not医療)・人づくり(not教育)・自立(not就業)の3つのライフキャビネット(知見)の充実
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民意をきめ細かく吸い上げる仕組みの充実
- 青年(未来をみつめるココロを持つ者)の政治参画(既得から未来へ)
- デジタルプラットフォーム活用による意見集約(アナログからデジタルへ)
- ニューリーダー(政治家・実業家・行政官など)の養成(安定からチャレンジへ)
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活力ある地方の形成
- 「地域間格差の軽減」から「地方社会の独自性確立」へ
- 都市と地方をヒト・モノ・カネが巡る、循環型社会の価値観形成
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待機児童を解消する
「病院内保育所」の地域開放「病院内保育所」の地域住民への開放を推し進めることにより、待機児童を減らすことを目的としたプロジェクトです。主に以下の活動を行なっています。
- 今回のプロジェクトを通して、私たちが担った一連の流れを体系化し、助成金/補助金制度の活用、サービスの給付計画の作成サポートなど運営に関わる手引の提案、関係事業者とのマッチング業務などを、適切かつ迅速に進められるようなコーディネーターの役割を果たします。
- 私たちの持つネットワークを最大限に生かし、現在、待機児童が多いエリアに存在する「病院内保育所設置に興味のある自治体や病院」に対して調査・交渉・提案し、具体的に「病院内保育所」の地域住民への開放を促します。
- ニーズの高い地域の中から「病院内保育所」の地域住民への開放のモデルケースを構築し、いずれはこれを医療界や行政、社会に幅広く働きかけ、全国的に普及させます。
RECRUITMENT参加者募集
認定NPO全世代は、運営をご支援していただける方を募集しております。 入会申込書の所定欄にご記入の上、下記連絡先にメールまたはFAXでお送りください。
認定NPO全世代事務局 連絡先
OVERVIEW団体概要
- 名称
- 認定NPO法人全世代(英語名:ZENSEDAI)
- 設立
- 2015年9月21日
- 事務局
- 〒108‒0014 東京都港区芝 4 丁目 7 番 1 号西山ビル 4 階
- 電話番号
- 03‒6453‒7575
- 活動内容
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- 保健、医療又は福祉の増進を図る活動
- 社会教育の推進を図る活動
- 国際協力の活動
- 男女共同参画社会の形成の促進を図る活動
- 子どもの健全育成を図る活動
- 職業能力の開発又は雇用機会の拡充を支援する活動
- 前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動(事業の種類)
MEMBERメンバー
代表理事
石濱 人樹 ISHIHAMA Hitoki
Job/ICT担当
医療系ソフトウェア開発会社役員 (特活) 名古屋北ロータリークラブ会員
・ICTコミュニケーション戦略 ・ビジネスマネジメント
団塊の世代から、新人類と表現された世代である自分の世代が、現在の若者とのブリッジとなり、様々な意見を形ある成果として発信出来るよう尽力したい。
大宅 映子 OHYA-EDAHIRO Eiko
全テーマ/社会への発信等担当
評論家、日本ゴルフ改革会議議長、各種財団の理事・評議員など(国際問題からデザインまで)
広く浅く全体を見通して判断すること
お任せ民主主義ではダメです。一人一人が責任をもって声をあげ、動かすことが必要です。
尾身 茂 OMI Shigeru
全テーマ/法人全体のコーディネート
現在、地域医療を担う公的病院グループの責任者 2009年まで約20年間 世界保健機関(WHO) 西太平洋地域の責任者など
困難な課題でもあきらめず、解決策をみんなで考え実行すること
あの世の“お迎え”が来るまでに、若い世代の皆さんとタッグを組み次の時代が今よりも納得できる社会になればと、思ってます。
高津 晶 TAKATSU Akira
全テーマ/コンテンツマネジメント担当
マーケティングコンサルティング会社 社長 (元化粧品会社 ブランドマネージャー) マーケティングコンサルタント/コンセプター NPO法人ユニバーサルファッション協会 理事
コンセプトワーク/コミュニケーションデザイン
たったひとりのイノベーションから、創意が連鎖し、やがて総意となる。日本をステキな国に磨き上げるために、挑戦していきます。
理事
浅井 麻紀 ASAI Maki
JOB/院内保育所プロジェクト
教育系全般、人材育成、女性活躍支援、バイリンガル教育
育児支援、女性の自立、異文化教育、お金のリテラシー
育児や教育はすぐに「成果」が出ない世界です。 私達大人ができること。それは「未来に向かって人間力のある人材を育てていくこと」だと信じて止みません。現在育児中の方々が、そしてこれから子どもを産み育てる若い世代が少しでも暮らしやすい社会になるよう、力になれればと思います。「点」を沢山作れば、いつかは「線」になります! Don’t worry, be Happy! No Pain, No Gain! チャレンジあるのみ。ロサンゼルス在住。
飯塚 陽子 IIZUKA Yoko
Wellness/国内外の医療情報収集
大学病院勤務 内科医、 仁心会(NPO申請中)副理事長、留日博士総会医薬協会(NPO申請中)副会長
医療の国際化・ライフワークバランス・人材育成・ 予防医療・女性の活躍
「意思あるところに道あり」、「努力は裏切らない」、「人生はチャレンジであり、自分への挑戦である」 自分の強みをフルに活かし、win-winが得られるよう、志の高い仲間と共に未来を切り拓いて行きたい。
石川 善樹 ISHIKAWA Yoshiki
Wellness/若い世代とのリンク
予防医学研究者
医学博士
本質と未来を考えること
いかにして人類はよりよく生きることができるのか、そのために私たちは誰とどのように議論し、決断し、実行していけばよいのか。ぜひ全ての世代の方々から学びながら前へと進んでいきたいと思います!
今井 啓子 IMAI Keiko
Wellness担当
NPO UNIFA(ユニバーサルファッション協会)名誉会長 、SUDI(湘南くらしのユニバーサルデザイン商品研究室)室長
ユニバーサルデザイン関連、ウェルネス関連、 流通マーケティング
全世代に対するウェルネス環境の創造、シニアの生活連合組織(日本型CCRC)の結成を実現したい
宇井 睦人 UI Mutsuhito
Wellness担当
医師 (家庭医療、緩和ケア、総合診療)
全体を捉えて考えること・相談に乗ること・医療政策・硬式テニス
「相手の言っていることが正しいとは思わなくとも、自由に意見を言う権利だけは必死に守る」そのような心構えで診療している医師です。 全ての世代の方が忌憚なく意見を言い合いながら、より過ごしやすい世の中をつくってゆければ良いなと考えています。
内田 健夫 UCHIDA Takeo
Wellness/法人運営戦略担当
診療所医師(消化器科)
地方自治体保健福祉局顧問
医療政策・医療経済
「全世代」から世界に発信を
遠藤 秀彦 ENDO Hidehiko
Wellness/健康・医療
地方公立病院勤務医
医療関係
若い世代の人たちとの会話を楽しみにしています。
河野 順一 KONO Junichi
Empowerment/事務局担当
温泉の開発運営会社経営
温泉総合エンジニアリング、ミャンマー事情
「みんなの意見」を集約して、価値ある世論を構築するため、電子投票による「集合知を活用」した、新しい言論装置「ヨロンピック」と連携。「全世代」の英知を結集したいと思います。
坂元 晴香 SAKAMOTO Haruka
Wellness/若い世代とのリンク
内科医 、Save the Baby Project Manager
女性の健康、途上国への医療支援、医療政策
バックグラウンドが異なるたくさんの人と新しいものを作り上げていく機会にワクワクしています。これからを担う若手世代の一人として、より良い未来になるよう頑張りたいと思います!
菅原 正純 SUGAHARA Masazumi
JOB/IT
医療系コンサル会社役員
IT系全般
未来を創る為に普段は考えないことを考えて実行してみる。志の高い方と共に同じ方向を向いてより良い世界を見て見たいと思ってます。
中村 桂子 NAKAMURA Keiko
Wellness/国内外の医療情報収集
大学教員 、(特活)健康都市推進会議 理事 健康都市連合(Alliance for Healthy Cities)事務局長
ひとりひとりがそれぞれに多様な世代と接することはあると思いますが、多様な世代が集まって、共通の想いで動くことで生まれるものがあるのではないかと思います。全世代で一緒に考えていきましょう。
仁木 崇嗣 NIKI Takatsugu
地方ガバナンス会議
一般社団法人ユースデモクラシー推進機構代表理事,デジタルハリウッド大学メディアサイエンス研究所研究員,早稲田大学公共政策研究所招聘研究員,地域デザイン学会参与
e-Democracy/デジタルソサエティ/地方自治/選挙
全世代の諸力を結集し、未来を創りましょう!
深津 紘 FUKATSU Hiroshi
法人運営担当
特定社会保険労務士(オフィスプライム代表) 、
高齢者雇用アドバイザー 、産業カウンセラー
キャリアコンサルタント
人事・労務関連のアドバイス 、マネジメントの仕組みづくり
若い人達が将来に夢を持てるような社会を作るために、少しでも自分が動いて力になれれば、という思いで参画しました。一緒に活動しましょう!
福島 尚文 FUKUSHIMA Naofumi
英語、韓国語による国際ニュース取材・和文記事執筆
新しい「共生の時代」に向け、100年後の社会を見据えながら、皆さんとともに一歩ずつ前に進みたいと思います。
前野 一雄 MAENO Kazuo
事務局/広報担当
元新聞記者=35年間の記者人生の大半を医療と健康分野を担当していました
医療健康報道/患者コミュニケーション/
社会の様々な問題点を指摘、批判するだけではなく具体的な改革案を示して実現する。この手ごたえを味わいたくて全世代に加わりました